AIと自動化を解放する:Atlassian Cloud(アトラシアンクラウド)移行がもたらす戦略的優位性

概要

Atlassian(アトラシアン)がData Center(データセンター:DC)版のサポート終了(EOL:End of Life)を2029年3月28日と正式に発表したことで、企業のクラウド移行への道のりは残り3年という最終カウントダウンに入りました。現在、従来のデータセンター環境における潜在的なメンテナンスコスト、システムアップグレード時のダウンタイムリスク、そしてネイティブAI(人工知能)機能の欠如は、開発効率を向上させる上での大きなボトルネックとなっています。

対照的に、Atlassian Cloud(アトラシアンクラウド)は、メンテナンスフリーでダウンタイムゼロのインフラを提供するだけでなく、最新のAI機能「Atlassian Rovo」、ノーコードの「自動化(Automation)」、そしてグローバルなデータ分析を可能にする「Atlassian Analytics」を独占的に導入しています。本記事では、Atlassian Cloudとデータセンターの核となる体験の違いを徹底解説し、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)やエールフランス-KLM(Air France-KLM)といった世界トップクラスのチームが、なぜDC(データセンター)を離れてクラウドを選んでいるのか、その理由を明らかにします。

Atlassianプラチナソリューションパートナーとして、私たちDSDは、お客様のクラウドトランスフォーメーション(クラウド移行)をスムーズに開始できるよう、強力なパートナーとして伴走いたします。

クラウドの優位性:業務効率化と働きやすさの実現

1. すべてのアトラシアン製品間でシームレスにコラボレーション

ツールを切り替える手間をなくし、同一の環境内で簡単にコラボレーション、検索、そしてタスク管理を行うことができます。

  • アプリを横断した一括検索(クロスアプリ検索
    たった1つの検索バーから、Jira(ジラ)の課題Confluence(コンフルエンス)のページ、そしてその他のクラウドアプリの最新更新情報をまとめて検索・特定できます。
  • チーム目標の設定と進捗追跡(ゴール管理)
    「Goals」アプリを活用することで、共通の目標をチームに合った方法で追跡し、具体的な成果(アウトカム)と結びつけながら、進捗状況をリアルタイムに共有・コミュニケーションできます。
  • 業務状況のインスタントな可視化
    Atlassian Cloudの「ホーム」および「チーム」アプリは、最近取り組んだタスク、プロジェクトチーム、そして優先事項をユーザーごとにパーソナライズし、一目で把握できるビューを提供します。

2. 組み込みのメンテナンス機能で管理とセキュリティを簡素化

手動で行っていたサーバーのメンテナンス負担をAtlassian Cloud(アトラシアンクラウド)へ完全に委ねる(オフロードする)ことで、IT部門は煩雑な手動アップグレード作業から解放されます。エンタープライズ基準のデータ保護を確実に担保しながら、より価値の高い戦略的業務へと集中できるようになります。

  • 自動アップグレードで常に最新の状態を維持
    クラウド版は自動的にアップデートされるため、システムを停止するダウンタイムを発生させることなく、チームは常に最新の機能やセキュリティパッチを利用できます。
  • Atlassian Guard(アトラシアン・ガード)によるデータ保護
    すべてのクラウド製品を対象とした組み込みのセキュリティ機能と脅威検知機能を備える「Atlassian Guard」が、企業の重要なデータを強固に守ります。
  • 単一のダッシュボードで全ユーザーを一元管理
    「Atlassian Administration(アトラシアン管理)」のシンプルな一元化ダッシュボードから、すべてのアトラシアンアプリにおけるユーザーの追加・権限調整をまとめて効率的に行うことができます。

3. 統合されたデータで確かな意思決定を

さまざまなツールから手作業でレポートをかき集める必要はありません。「Atlassian Analytics(アトラシアン・アナリティクス)」を活用すれば、組織全体のインサイト(洞察)を瞬時に取得できます。

  • 「Atlassian Data Lake(アトラシアン・データ・レイク)」や外部のデータソースへ簡単にアクセスし、すべての業務状況を統合された1つのビュー(一元化された画面)で把握できます。
  • 自然言語でのインサイト取得(AIによるSQL生成)
    普段使っている自然な言葉(日常会話の言葉)で指示を出すだけでSQLクエリを自動生成し、必要なインサイトを迅速に導き出すことができます。
  • 分析データを共有し、コラボレーションを活性化
    複数のアトラシアン製品(Jira/Confluenceなど)を横断したデータを組み合わせたダッシュボード上で、コメントの書き込みやチームメンバーへのタグ付け(メンション)、情報共有がスムーズに行えます。

4. コードを書かずにアプリ間のタスクを自動化(ノーコード自動化)

自動化したい内容をテキストで説明するだけで、複数のアトラシアン製品をまたぐ自動化ルールを簡単に構築できます。

  • プログラミング不要のタスク自動化
    コーディングのスキルは一切不要です。「Atlassian Rovo Studio(ロボ・スタジオ)」で日常の言葉(自然言語プロンプト)を使って指示を出すだけで、高度な自動化を設定できます。
  • 複数製品を横断する自動化ルールの設定
    さまざまなクラウドアプリ間で自動化を連携させることで、チームがどこで、どのツールを使って働いていても、全員が常に最新の進捗状況をリアルタイムに把握できるようになります。
  • サードパーティ製アプリとの連携自動化
    Slack(スラック)やGoogle Workspace(グーグル・ワークスペース)といった外部のサードパーティ製ツールとアトラシアンのクラウド製品を連携させ、ツール間の枠を超えた業務の自動化を実現します。

クラウド限定機能:AI(人工知能)と新しい業務体験の解放

1. 複雑なデータ環境をシンプルに統合

アトラシアンの堅牢なデータレイヤー(基盤)により、これまで様々なアプリに散らばっていたデータを単一のプラットフォーム上で整理・一元化し、価値ある情報へと変えることができます。

  • 関連する業務や情報のスマートな検索
    アトラシアン独自の「Teamwork Graph(チームワーク・グラフ)」を搭載した検索機能により、すべてのクラウドアプリを横断して、関連するタスク、設定された目標(ゴール)、そして過去の意思決定を瞬時に見つけ出せます。
  • あらゆる社内ツールの一元集約
    アトラシアン製品だけでなく、連携可能な100以上の外部サードパーティ製アプリからデータを集約し、企業のナレッジを1つに統合します。
  • 生成AIによる正確な回答の取得(Atlassian Rovoの活用)
    アトラシアンの先進的なAIツール「Atlassian Rovo(アトラシアン・ロボ)」は、Teamwork Graphのデータを活用します。これにより、一般的なAIとは異なり「自社のチームがどのように働いているか(コンテキスト)」を深く理解した上で、極めて正確な回答やナレッジを提供します。

2. チームにAI(人工知能)メンバーを迎え入れる

答えを探すために個々のアプリを一つずつ調べる必要はもうありません。アトラシアンのAIチームメイト「Atlassian Rovo(アトラシアン・ロボ)」を活用すれば、チャット形式や横断検索によって、必要な情報へ瞬時にアクセスできます。

  • 「Rovo Search」であらゆる情報を一括検索
    「Rovo Search(ロボ・サーチ)」機能を使えば、アトラシアン製品だけでなく、50以上の外部連携ツールにまたがる社内データを横断し、必要な情報を一発で見つけ出せます。
  • 文脈を理解する「Rovo Chat」で的確な回答を取得
    「Rovo Chat(ロボ・チャット)」に質問を投げかけたり、ファイルをアップロードしたりするだけで、社内業務の文脈(コンテキスト)や背景を深く理解した、精度の高い回答をリアルタイムで受け取ることができます。
  • 「Rovo Agents」でルーティンワークを自動化(AIエージェントの構築)
    プログラミング(コーディング)の知識は一切不要です。Jiraの課題(イシュー)のトリアージ(優先順位付け)や、Confluenceページの要約など、特定の業務を自動化する独自の「Rovo Agent(ロボ・エージェント)」を誰でも簡単に作成できます。

3. 革新的なクラウドファーストのアプリとコレクションの活用

外部のサードパーティ製アプリに過度に依存することなく、アトラシアンのツールチェーンに新しい高度な機能を継続的に追加・拡張していくことができます。

  • 不要なミーティング(会議)の削減
    非同期動画コミュニケーションツール「Loom(ルーム)」を活用して、進捗報告やアップデートを録画・共有することで、リアルタイムの会議を削減し、時間効率を最大化できます。
  • 新製品の計画とスムーズな立ち上げ(プロダクトマネジメント)
    散らばりがちなアイデアの収集と優先順位付け、ユーザーからのフィードバックの整理、そしてロードマップの策定までをシームレスに行うことができます。
  • チーム戦略の策定と進捗追跡
    「Strategy Collection(戦略コレクション)」を活用することで、組織の目標(ゴール)、計画、そして日々の進捗状況を1つのハブ(中心となる拠点)に集約し、チーム全体の方向性を完全に一致させることができます。

Apps(アプリケーション)

App name Cloud Data Center
Jira Software
Confluence
Bitbucket
Jira Service Management
Jira Align
Statuspage
Trello
Loom
Compass
Jira Product Discovery
Focus
Talent
OpsGenie
Atlassian Guard

AI(人工知能機能)

App name Cloud Data Center
Rovo Search
Rovo Chat
Rovo Studio
AI Summaries
AI Definitions

Platform Apps(プラットフォーム機能)

App name Cloud Data Center
Analytics
Administration
Goals
Home
Team
Automation

「Atlassian Cloud(アトラシアンクラウド)は、高いパフォーマンス、強固なセキュリティ、優れた高可用性、そして常に最新の機能を手に入れるための最適なソリューションです」

メフメト・サリ(MEHMET SARI)氏

メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) モダン・コラボレーション・プラットフォーム・チーム

「他のチームから『自分たちの業務環境が劇的に改善し、より優れた体験(ユーザーエクスペリエンス)が得られるから』という理由で、Atlassian Cloud(アトラシアンクラウド)へアップグレードしてほしいと頻繁に相談されるようになりました。現在では、開発者よりも、開発者以外のノンデベロッパー(非開発者)ユーザーの方がアトラシアン製品を多く利用しています」

ネイサン・ワティメナ(NATHAN WATTIMENA)氏
スクラムマスター 兼 次世代データセンターRTE(リリース・トレイン・エンジニア)
エールフランス-KLM(Air France-KLM)

Atlassian Cloud(アトラシアンクラウド)とともに、ビジネスを新たな高みへ

Data Center(データセンター)版は、2029年3月28日をもってサポート終了(EOL:End of Life)を迎えます。 この日を過ぎると、データセンター版のサブスクリプションおよび関連するMarketplace(マーケットプレイス)アプリのライセンスはすべて失効します。この移行をできる限りスムーズに進められるよう、アトラシアンは今後3年間にかけて段階的にサポートを縮小し、お客様が次のステップを計画するための十分な猶予期間を設けています。今こそ、Atlassian Cloudとともに組織を新たな高みへと引き上げる時です。お客様の成功こそが、私たちのミッションです。

  • 移行リスクの軽減とプロジェクト期間の短縮(クラウド移行タイムラインの最適化)
  • コンプライアンスの遵守、高いパフォーマンス、および優れた拡張性(スケーラビリティ)の確保
  • エンタープライズ(企業)固有のニーズに合わせたクラウド環境のカスタマイズ

クラウド移行への旅を加速させる準備はできましたか?

私たちとともに、貴社のクラウドトランスフォーメーション(Cloud transformation)のロードマップを形にしていきましょう。アトラシアン・プラチナソリューションパートナーであるDragonSoft(日本DSD)まで、今すぐお気軽にお問い合わせください

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JAPAN DSD について

日本DSDはDSDグループで多くの企業にDevSecOpsソリューションを提供しています。

ソフトウェア開発・管理・研究分野において多様な専門知識と豊富なサービス経験に基づくDepOpsやアジャイル開発分野における主要なツールと連携・統合することでソフトウェアの研究・開発のライフサイクル、ソフトウェアの開発・運用の統合、アジャイル開発などのソリューション・サービスを提供しています。